一般社団法人徳島県仏教会
代表理事・理事長 木村正知
令和7年5月29日に開催されました一般社団法人徳島県仏教会総会に於きまして理事長を拝命いたしました木村正知でございます。会員各位のご協力を賜りながら職務を全うできるよう努力してまいる所存でございますので、どうかよろしくお願いいたします。
昭和33年に徳島県ビルマ会によって建設された平和記念塔パゴダは、平成元年にビルマ会会員の高齢化によりパゴダの運営が徳島県仏教会に移管され、ビルマ戦線のみならず徳島県の戦没者を過去帳にておまつりし、戦没者の慰霊と反戦と恒久平和を願うシンボルとして継承しております。
しかし、パゴダ建設より65年以上という時間の経過により、雨漏りによる天井・床の傷みが激しく、入館者の方々にも大変ご迷惑をおかけしている現状でございます。
本年は昭和100年、戦後80年の節目にあたります。
そこで、この節目の年に、徳島県仏教会では眉山山頂平和記念塔パゴダの改修事業を行っております。
おかげさまで篤信者並びに会員各位のご理解を賜り、仏心両面においてご協力を頂き、改修工事も半ばを迎えております。しかしながら、目に見えない箇所で傷みが激しく追加工事もやむを得ずの現状でございます。この機会にできるだけ完全な形にとの思いで努めてまいりたいと思っておりますので、今後とも、物心両面のご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。